発痛物質

➖発痛物質と慢性痛➖

筋肉が慢性的に緊張している場所があると  その筋肉に圧迫された血管が細くなり 血行不良となる

血行不良になると その部分の細胞の酸素が欠乏する


酸素が欠乏した細胞は、そのままでは壊死してしまう

壊死を防ぐため 血液中にブラジキニンという発痛物質ができる 

 ブラジキニンが周囲の神経に働きかけ 脳に痛みのサインを送る 

痛みで不快になった脳は交感神経を緊張させ、さらに交感神経が 末梢血管を収縮させ 発痛物質は留まり続け慢性痛となる

筋肉を緊張させたのち脱力すると 血管が拡がり発痛物質が流れる 

ゆえに慢性痛の解決法は副交感神経を優位にし、血管を拡げること と自力整体では考えています

なので 痛みの原因である発痛物質をおしながしてやる 10秒間の緊張法を使っていきます

膝の痛みの発痛物質流しは膝縛りで前後に揺する

肩 腕の発痛物質流しは 肘寄せ肩甲骨を寄せて その上に二重にしたタオルを当てて 左右に引き裂くように押す 褐色脂肪細胞を刺激して体温もあげる

頭痛 首凝り 肩甲骨周囲の発痛物質流しは 両手にタオルひっかけて 両手バンザイして 後ろに揺する

※発痛物質を流す「10秒緊張法」 筋肉に力を入れて血液を集め、フーと抜くことで、発痛物質ブラジキニンを流すようにしていきます